真宗の教えって何でしょうか？

皆さん大変ご無沙汰しています。ようこそ正福寺さんのHＰにおたずねくださいました。
法友である西哲也ご住職のお声かけをいただき「ご門徒さんはもとより、以外にもお参りをいただき、真宗の教えをわかりやすく伝えたい」という願いのもと、昨年から出講させていただいています。
今年は７月２０日（日）２１日（月）に行かせていただくこととなりました。

さて、真宗の教えって何でしょうか？真宗を開いた親鸞聖人は難しいことをおっしゃっていません。「合掌しましょう」ということを私たちに投げかけてくださっています。
合掌の手を想像してください。手と手を合わせた状態では何ができますか？人を叩くことも、メールをすることもできませんね。お金を受け取ることもできなくなります。
つまり私たちのエゴだけで生きることはできないことを教えてくれるのです。
合掌することにより頭が下がります。するとすべての「いのち」に頭をさげずにはおれなくなるのです。そして目を閉じます。普段見ることのない「心」に向き合うことができるのです。
真宗の教えをきいたから偉くなることではありません。また私たちの悩みはこの私が作り出しているところもあるのです。
幸せになりたいという結果を求めるのではなく、真宗の教えは「因」を見ていく教えです。
焦る自分は何なの？なんで悲しくなるの？何でイライラするの？そこをしっかり仏さまの教えをいただきながら見ていきませんか？どうぞお気軽にお参りください。肩のこらないお寺が正福寺の願いです。

川村妙慶　拝 ２０１４年２月

---